ビバリーヒルズ高校白書・青春白書キャスト一覧

ビバリーヒルズ高校白書・青春白書キャスト一覧
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ブランドン・ウォルシュ(ジェイソン・プリーストリー)
1969年8月28日 カナダ生まれ
登場期間:シーズン1~9(第10シーズンではビデオレターで登場)
ブランドンは、正義感が強く、倫理的な行動を重んじる真面目な人物として描かれています。シリーズを通じて多くの恋愛関係を経験しますが、特にケリー・テイラーとの関係は注目されました。
ブランドンの名言
“I came to Beverly Hills thinking people would be different. Turns out, we’re all just trying to figure things out.”
「ビバリーヒルズの人は違うと思ってた。でも結局、みんな迷いながら生きてるんだなって思う。」
シリーズ序盤の印象的なセリフで、環境の違いを超えた共感を表現。ブランドンの“偏見を持たずに人を見る目”を感じさせる言葉です。
他の出演作品
トゥルー・コーリング
コール・ミー・フィッズ
プライベート・アイズ
ブレンダ・ウォルシュ(シャナン・ドハーティー)
1971年4月12日 アメリカ合衆国生まれ
2024年7月13日 53歳没(がん)
登場期間:シーズン1〜4(後に数回ゲスト出演)
ブレンダは保守的な家庭で育ちながらも自由を求める性格で、恋愛や友情、アイデンティティに悩む等身大のティーンエイジャーとして描かれました。
多くの恋愛を経験しますが、特に有名なのがディラン・マッケイ(ルーク・ペリー)との関係です。ディランをめぐって親友ケリーと三角関係になり、友情と恋愛の間で苦悩するエピソードは名シーンの一つ。
ブレンダの名言
“Just because I love you doesn't mean I trust you.”
「愛してるからって、信じてるわけじゃない。」
恋愛の複雑な感情を的確に表したセリフ。特にディランとの関係の中で使われたものとされ、共感を呼びました。
他の出演作品
ヘザース/ベロニカの熱い日
モール・ラッツ
ドント・サレンダー 進撃の要塞
新・大草原の小さな家
頑固じいさん孫3人
チャームド〜魔女3姉妹〜
ケリー・テイラー(ジェニー・ガース)
1972年4月3日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン1〜10(フル出演)、さらにスピンオフ『90210』(2008)にも登場
ケリーは当初「美人で人気のある女子高生」として登場しましたが、シリーズが進むにつれ、内面の複雑さや精神的な成長を強く描かれるようになりました。
ケリーの恋愛遍歴はドラマの中心的な軸の一つで、ディランとはブレンダとの三角関係を経て、シーズン中期から関係が本格化。愛し合うも衝突も多く、劇的な別れを繰り返します。
一方、ブランドンとは最も「安定した」恋人関係ですが、プロポーズされるも断ります。
ケリーの名言
"I used to want people to like me. Now I just want to like myself."
「昔はみんなに好かれたかった。でも今は、自分で自分を好きでいたい。」
高校時代の“人気者”から脱却し、本当の意味での自己肯定感を育てていく過程で出たセリフ。
他の出演作品
ダニエル・スティール 運命の罠
薔薇の記憶
恋するマンハッタン
クリスマスは優しさとともに
ディラン・マッケイ(ルーク・ペリー)
1966年10月11日 アメリカ合衆国生まれ
2019年3月4日 52歳没(脳卒中)
登場期間:シーズン1〜6、シーズン9〜10
ディランはシリーズを象徴する「危険な香りのするミステリアスな美青年」として、多くの視聴者を魅了しました。
「反抗児」「孤独なロマンチスト」として登場しながらも、シリーズを通じて複雑で深みのある人格へと成長していきます。
ブレンダとは、シーズン1~3を代表するカップルになりますが、ブレンダの留学を機に破局。ケリーとはシーズン3以降の中心的な恋人になります。ブレンダとの三角関係がドラマ最大の見どころの一つに。
ディランの名言
"I'm not a joiner. I don't belong to clubs or groups... I just belong to me."
「俺は群れない。クラブにも、グループにも属さない。ただ、自分自身に属してるんだ。」
孤独を愛し、自立を貫こうとするディランの信条です。 他人に流されないアイデンティティへのこだわりが表れています。
他の出演作品
バッフィ/ザ・バンパイア・キラー
フィフス・エレメント
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
リバーデイル
デビッド・シルバー(ブライアン・オースティン・グリーン)
1973年7月15日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン1〜10(フル出演)
デビッドは当初、地味で社交的ではなく、“人気者グループに入りたい!”という思いでブランドンやスティーブに近づきます。
シリーズを通して大きく成長した人物で、ドナとの関係や音楽活動を通じて、自分の価値と居場所を見つけていく成長物語が展開されます。
ドナとは最も有名なカップリングです。長年の片思い→交際→破局→復縁と、デビッドの一番の理解者になります。
デビッドの名言
"You can’t fix the past. You can only be better in the present."
「過去は直せない。でも、“今”をよくすることはできる。」
ドナとの関係や、自身の過ちに向き合った後の言葉。失敗や傷ついた関係を悔やむのではなく、前に進むことを選んだ姿勢を表しています。
他の出演作品
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ
デスパレートな妻たち
ドナ・マーティン(トリ・スペリング)
1973年5月16日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン1〜10(フル出演)
シリーズ全体を通して最もピュアで誠実な心を持つ存在として描かれました。
明るく優しく、時におっとりしているが、芯のある努力家で、大学ではファッションを専攻し、卒業後はファッションデザイナーとして成功を目指します。
デビッドとは最も重要な恋愛相手で、長年の友人関係から恋人関係へと発展。ドナの「結婚までセックスはしない」という信念から、2人の関係は何度も試練に直面します。
ドナの名言
"Donna Martin graduates!"
「ドナ・マーティン卒業!」
ビバヒル史上一番有名なセリフ!高校で飲酒がバレて卒業を拒否されそうになったとき、仲間たちが一致団結して学校に抗議します。
生徒たちが校舎でこのフレーズを何度も叫ぶシーンは、青春ドラマ史に残る名場面です。このセリフは、ドナ自身の信念と友情、そして正義感を象徴しています。
他の出演作品
スクリーム2
トリック
最'新'絶叫計画2
誓いのKiss?
スティーブ・サンダース(アイアン・ジーリング)
1964年3月30日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン1〜10(フル出演)
スティーブは当初、ビバリーヒルズ出身の金持ちで目立ちたがり屋な男子生徒で、典型的なチャラ男・お調子者タイプでしたが、徐々に仲間想いでユーモアのある「ムードメーカー」に。
トラブルメーカー的な立ち位置ながら、友情に厚く、人情味あふれるキャラクターとして視聴者に愛されました。
大学時代に出会うクレアとはスティーブと真逆のタイプに見えつつも、抜群の相性を見せました。
スティーブの名言
"Life’s not about getting what you want. It’s about learning what you need."
「人生ってのは、欲しいものを手に入れることじゃない。必要なものを学ぶことなんだ。」
自分中心だった若い頃を省みた大人の発言。 恋愛や仕事で失敗した後に語ることが多く、“しみじみ系”スティーブが現れています。
他の出演作品
シャークネードシリーズ
恋するマンハッタン
アンドレア・ザッカーマン(ガブリエル・カーテリス)
1961年1月2日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン1~5(レギュラー)、シーズン8・10にもゲスト出演あり
アンドレアは、見た目や人気に惑わされずに自分の信念と知性を武器に生きる女性像を体現しています。
「優等生=退屈」ではなく、「頭が良くて情熱的な女性は魅力的」というイメージを提示し、特に教育志向の高い視聴者層に強く支持されました。
アンドレアの名言
“I want to be taken seriously — not just as a girl, but as a person.”
「私は女の子としてじゃなく、人として真剣に扱われたいの。」
性別を超えて、自分の能力や意見を見てほしいというフェミニスト的な立場を表現。アンドレアの“個人の尊厳”への強い思いがにじむ一言です。
他の出演作品
犯罪捜査官ネイビーファイル
クリミナル・マインド FBI行動分析課
バレリー・マローン(ティファニー=アンバー・ティッセン)
1974年1月23日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン5~10
バレリーはブランドンの故郷であるミネソタから来た「親友の娘」という設定で、ブランドンの家に居候することになります。
最初は「田舎から来た素朴な女の子」のふりをして周囲に近づきますが、実際には非常に計算高く、秘密を多く抱えた複雑な人物です。
ディランとはシーズン5から関係が始まります。ただし、真剣というよりは、支配や駆け引きのようなもので、不安定。
ブランドンとも、彼の家に住んでいたこともあり、微妙な関係が続きます。 一時は恋愛感情を抱きますが、最終的にはブランドンの道徳的な強さに惹かれつつも、正反対の価値観ゆえに発展しません。
他の出演作品
セイブド・バイ・ザ・ベル
ホワイトカラー
クレア・アーノルド(キャスリン・ロバートソン)
1973年7月8日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン4~シーズン7
クレアは父親がCU(カリフォルニア大学)の学長で、特別扱いされる立場です。最初はブランドンに一目惚れし、強引に口説こうとする積極的な女子大生として登場。
最初はやや浮いた存在でしたが、物語が進むにつれて友情や人間関係を大切にするようになり、視聴者からの人気も上昇しました。
他の出演作品
最'新'絶叫計画
アイ・アム・サム
エミリー・バレンタイン(クリスティーン・エリス)
1965年2月12日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン2〜3(その後、数回ゲスト登場)
エミリーは最も記憶に残るゲストキャラクターの一人で、短い登場期間ながら強烈なインパクトを残しました。
彼女は「クールで個性的だが、心に深い闇を抱えた転校生」として描かれ、特にブランドン・ウォルシュとの関係はファンの間でも語り草です。
エミリーの名言
"I loved you so much it scared me."
「あなたをあまりにも愛しすぎて、自分でも怖かった。」
ブランドンとの別れの後、自分の感情の深さに圧倒されていたことを告白するセリフ。エミリーの危うさと繊細さが同時に伝わります。
他の出演作品
チャイルド・プレイ2
ER緊急救命室
チャームド 魔女3姉妹
レイ・プルート(ジェイミー・ウォルターズ)
1969年6月13日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン5〜6(一部再登場あり)
レイはブルーカラー出身のミュージシャンで、ドナがボランティアしていたホームレス支援イベントで出会います。
田舎町出身で、母子家庭で育ち、経済的に恵まれていない設定です。
ドナに対して言葉の暴力や身体的な暴力をふるうようになり、関係は破綻します。
他の出演作品
タイムマシーンにお願い
ノア・ハンター(ヴィンセント・ヤング)
1965年6月4日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン8~シーズン10
ノアはセレブと反逆児の間を揺れる、謎めいたイケメンというポジションで、シリーズに新しい大人の雰囲気とドラマ性を加えました。
ノアはドナを深く愛していましたが、彼の酒と暴力の問題、そして秘密主義が二人の関係を壊していきます。
他の出演作品
CSI:ニューヨーク2
NCIS ~ネイビー犯罪捜査班
犯罪捜査官ネイビーファイル
ジム・ウォルシュ(ジェームス・エクハウス)
1955年2月14日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン1〜シーズン5(その後も何度かゲスト出演あり)
ジムは「良識的な大人の象徴」として描かれたキャラクターです。彼は家族思いで堅実なブランドンとブレンダの父親像を体現し、視聴者からも高い支持を得ていました。
他の出演作品
ビッグ
アベンジャーズ
アリーmy Love
CSI:科学捜査班
シンディ・ウォルシュ(キャロル・ポッター)
1948年5月21日 アメリカ合衆国生まれ
登場期間:シーズン1〜シーズン5(その後も何度かゲスト出演あり)
シンディはブランドンとブレンダの母親であり、シリーズ初期を象徴する「温かくて理解ある母親像」です。
彼女は家庭の中心として、若者たちの悩みやトラブルを支える存在でした。
ナットさん(ジョー・E・タタ)
1936年9月13日 アメリカ合衆国生まれ
2022年8月24日 85歳没(アルツハイマー病)
登場期間:シーズン1〜シーズン10
ナットさんはダイナー「ピーチ・ピット(Peach Pit)」のオーナー兼マスターで、温厚、面倒見が良く、親しみやすい“みんなの相談役”です。
特にナットさんとブランドンの関係は父子のように深く、 ブランドンは一時期、ピーチ・ピットでアルバイトをしており、ナットから働くことの意味や人間関係を学びました。
他の出演作品
チャームド 魔女3姉妹
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画像の出典:wikipedia